里芋の収穫が始まっています。
待ちに待った収穫です。
が…
今掘っている圃場…
不作でした…
玉が昨年より小さく、
地元の方が呼ぶ「ヤケ」といわれる病気が入っている芋が多いです。
「ヤケ」の状態。指でこすると皮がズルっと剥けます。
秀品率が低く、選別作業に時間がかかります。
恐ろしくて時給換算できません(^^)
しかし、しかしです。
収穫できるモノがある。
売るモノがある。
買ってくれる方がいる。
これは幸せモンです。
(と、折れそうな心を修復)
味はですね~
伸びしろを感じさせるおいしさです。(表現1)
普通においしいですが、まだまだ感あります。(表現2)
この早い時期に収穫できる里芋は早生品種です。
ちなみに、ここ宮崎県ではほぼ「石川早生」という品種の里芋です。
そしてこの時期、全国に流通する里芋は、ほぼ宮崎県産ではないでしょうか。
去年、宮崎では疫病が蔓延し、里芋農家は大打撃を受けました。
(あ、うちも大打撃でした)
里芋生産量全国1位を守りたい宮崎県も、危機感を持っています。
その前出の「ヤケ」の原因ですが、
疫病によるものだと言う人もいれば、
センチュウによるものだと言う人もいます。
今掘っている圃場は、去年も里芋を作付しました。
間にえん麦を作っているので、厳密に言うと連作ではありませんが、連作です。
使用した種芋は自家採芋で、「ヤケ」が入っている芋も使いました。
不作の原因はこの辺りかなぁとは思うのですが。
ご近所の何人かの方に反対された里芋の連作チャレンジ。
里芋は連作障害がでるので、連作はしないほうがいいという定説を、
覆すことはできませんでした(T_T)
おまけ
さと農園の産業革命
去年の収穫