前回話した「エネルギー吸引」ですが、
果たしてそれだけで作物ができるのか?
気になりますね。
外部から何も入れないで、バイオマスが増えるのか?
村に例えるなら、
移住者を受け入れずに、今いる居住者たちだけで、
人口増加、すなわち、出生率を上げることができるのか?
あ、いらない例えでしたか…
なので、一年越しでミニマムな実験をしてみました。
去年の2015年の4月、耕して畝を作り、そして透明マルチを張りました。
そして、ナス、トマト、オクラ、ズッキーニ、キュウリを植えました。
夏になり、オクラとキュウリはちゃんと成りました。
ナス、トマト、ズッキーニ、成りはしましたが、収量、品質はダメでした。
そして、夏が過ぎ、秋が来て、夏野菜たちは消えていきました。
透明マルチはそのままで、その畝を放置していました。
そして冬が来て、年が明けて、今年の2016年の春が来、
透明マルチを張り替え、1ヶ月間放置。
そこへナス、トマト、オクラ、ズッキーニ、ゴーヤ、キュウリを定植。
まず、ズッキーニが出来ました♪
そして、四葉キュウリ♪
ゴーヤ♪
トマト、サンマルツァーノもなりはじめました♪
オクラ、ナスは成長イマイチな感じです。
左がマルチ張りっぱなし畝。
右が今年の春に新たにマルチを張った畝。
右畝部分の前作は、えん麦を作っていました。
右畝の方が、成長は早いです。
とりあえず一年目は野菜を採ることができました。
このまま二年、三年と採り続けることができたら…
究極のズボラ菜園が…ムフ、ムフフフフ…
ちなみに、今の暑い時期には、透明マルチの上には藁や草などを乗せて遮光し、
過度の地温上昇を防いでいます。
こうであって欲しいという所からのスタートで、
情報のパズルを選択し、組み立ててしまう悪い癖があるので、
あえてまだ疑問符は持ち続けていますが、
「かもしれない」には一歩近づいた感があります。
仮説の羅列、スタートです♪