目論見がはずれる。
「目論見がはずれる」とは、長い付き合いになります。
今回の「目論見がはずれる」は…
これです
(出典:カネコ種苗)
今シーズン、あらゆる畝間にこの「てまいらず」を蒔きました。
目的は
- 畝間の被覆
- 大麦の根による土中酸素供給維持
- アレロパシー、枯死被覆による雑草抑制
です。
去年、畝間の旺盛な草(主にメヒシバ、オヒシバ、ツユクサ、カヤツリグサ、ハキダメギク)を、
多大な労力をかけて、草刈をしました。
里芋の葉は、背丈があるのでさほど問題ではないのですが、
サツマイモに関しては、光合成の邪魔をするくらいに繁茂しました。
夏場の暑い時期に行う、刈払機による草刈は、
地味に疲れます。
夫婦二人で農園を回している私たちには、
「省力」というのは非常に重要なキーワードになってきます。
そんな私たちは、この一石二鳥どころか三石四鳥とも思える
「てまいらず」を、鼻歌まじりで蒔いたのです。
6月の終わり、この大麦てまいらずを駆逐するように、
メヒシバ、ヒエなどが生えてきました。
そして、7月の中旬から下旬にかけて、畝間草刈実施。
そして、約一ヶ月後…

おもにメヒシバさんが領土を広げようと躍起になっています。
(写真は畝間を変えての第二ラウンド風景)
畝間を裸にするんだったら、草が生えていたほうがいいという考えでやっていますが、
作物の光合成の邪魔をするとなると話は変わってきます。
「てまいらず」の試み、
相変わらずの「てまかかる」と相成りました(T_T)